フーナーテスト不良の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
私が漢方薬を飲み始めたのは結婚四年目。不妊治療をはじめて二年目でした。
病院では、血液検査、卵巣造影、フーナーテストなどの検査値を受けながらタイミング法を繰り返してました。私たちの場合、ホルモン値が低いこと、フーナーテスト不良があるものの、はっきりとした原因はわかりませんでした。
一年が経ったころ人工授精に切り替え、治療をすすめましたが、6回行っても結果は陰性。まわりの友人はどんどんと妊娠し、出産していきました。どうしようもない不安と焦りがありました。良いといわれることは全て行いました。
マカ、整体、針、子宝温泉、祈祷・・・。漢方もその一つです。
でも基礎体温表を持って、薬局を訪れてある事に気がついたのです。低温と高温とわかれているものの、体温の乱れが激しく、一定ではないこと。冷え性がひどく、お腹のまわりがスースーしていました。生理の量も少なく、色も黒ずんでいました。
三十歳代 女性
漢方は、一ヶ月を通しての漢方、低温期の漢方、高温期の漢方、排卵期の漢方と使い分けて飲みました。
三か月を過ぎた頃、体温も安定し始め、体がポカポカしてきました。生理の量も増え、色もきれいでした。このままなら自然妊娠も可能だったかもしれませんが、調子の良い時にこそ、治療を進め、早く妊娠したいと思い、体外受精に切り替え、二回の施術で妊娠することができました。
不妊治療は期待と絶望を毎月くり返し、どんどん疲れていきます。どんどん深みにはまっていきます。治療をやめるのも進むのも勇気がいります。私自身どこまで精神力と金銭力が続くだろう・・と不安な日々でした。
今は、何よりもあきらめないでよかったと心から思っています。
不安と焦りでとても真剣に取り組まれ、途中からとてもきれいな基礎体温になっていきましたね。
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